見積もり業務の属人化、時間がかかりすぎる、担当者によってバラツキが生じているなど、課題を抱えていませんか?ここでは、製造業の見積もり業務をDX化してくれるAI類似図面検索の魅力をご紹介します。
従来の見積もり業務は、属人的な部分が多かったり、さまざまな部門や他担当者に確認をとりながら進めたりすることも多く、煩雑で時間のかかる作業でした。
担当者の曖昧な記憶や勘に頼った見積もりでトラブルやクレームに発展する可能性があるため、正確性が求められる一方、スピードも確保しなくてはなりません。
見積書の提出が遅くなってしまうと、その後の交渉に悪影響を及ぼしたり、競合他社に顧客を奪われてしまったりする可能性もあるからです。
そこで注目したいのが、AI類似図面検索です。 AI類似図面検索とは、保管している図面や資料の中から、類似のものをAIが探し出してくれるシステムのこと。
見積もりを作成するために必要な、過去の類似図面も簡単に検出。客先図面や手書き図などをもとに類似図面を瞬時に探し出し、見積り・設計精度の向上や効率化をサポートしてくれます。
ここでは、見積もり業務をよりDX化できるシステムとして、見積もり情報を図面に紐づけられるシステムを紹介します。
CADDi DRAWERは、保有する図面を管理するだけでなく、「資産」として活用できるようにサポートしてくれるシステムです。
独自のアルゴリズムを用いて画像データを自動解析し、形状が類似する図面を瞬時に検索ですることが可能。PDFやTIFFなどの図面データに対応しており、担当者によって表記方法が異っていても、部品形状を読み取った上で類似図面を表示させることができます。
品番・品名、発注先、加工方法や材質などの関連するキーワードや形状で検索ができるので、「部品名は同じなのに、形状が全く違う」といった場合も安心。 さらに、発注実績データをCSVで取り込むことで、図面情報だけでなく、発注価格や新たな供給元の情報などをまとめて管理できる点も魅力です。
匠フォースは、独自開発のAI技術による類似図面検索、および見積作成支援システムです。
特に優れているのがリピート案件を判定する機能で、過去履歴の図面や紐づく顧客データを参照しながら、ゼロから見積もりを作成しなくても済むようにアシストしてくれるのが特長。手戻りの少ない、効率的かつ迅速な見積作成が実現可能です。
さらに、システム内に図面検索後の「見積作成から発行まで一括で実行できる機能」が搭載されているのも強みのひとつ。匠フォースに図面検索~見積発行までの全行程を集約できるので、取引先によってフォーマットの違う見積書をつくるため、複数の作成ツールを使い分けていた会社には特におすすめです。
本サイトでは、AI類似図面検索システムを「営業時」「設計・製造時」「発注・調達時」の3つの利用シーン別に、おすすめのAI類似図面検索システムをピックアップ。それぞれのシーンに特化したAI類似図面検索システムの特徴を知り、どれが自社に合うシステムなのか検討してみてください。
AI類似図面検索システムを導入するのであれば、
どのようなシーンで主に利用したいかを考えるのがポイントです。
ここでは、利用シーン別におすすめのAI類似図面検索システムを3つピックアップしています。
シーンごとに異なる仕様になっているので、自社に合ったシステムはどれなのか、チェックしてみましょう。
見積もりに特化したシステムで、営業現場で適正かつ迅速な値決めのアシストが可能。受注確度の高い案件に注力できる営業体制をサポートします。
図面データに案件情報を紐づけたり、得意先のみに絞った類似図面検索も可能。リピート案件の際にもゼロからの見積作成が減少し、見積にかかる業務負担を大きく軽減させます。
自社開発AIでかつフルスクラッチ開発なので、企業に合わせた細かい調整が可能。類似度の高い設計図の抽出が容易になり、設計者ごとの設計結果の差を軽減します。
基幹システムやMES、BOMなどの連携に自由度があるため、設計部門と製造部門で利用することで部門間連携がスムーズになり、納期短縮、コスト削減につながります。
発注実績自動紐付け機能により、過去の価格と納期のデータから複数の供給元の価格や納期の比較が容易になります。
供給元の過去の品質問題を参照することで、品質管理の一環として信頼性の高い供給元を選定して発注することも可能。取引先見直しにも役立ちます。