Engineering Portal Server

「Engineering Portal Server」は製造業界のニーズへ特化したプロジェクト管理システムとして企画開発されたマネジメントシステムであり、文書管理や図面管理、各案件の工程管理などを総合的にサポートすることができます。

このページでは、ものづくり業界特化型の図面検索システムとしても利用できる「Engineering Portal Server」について紹介しています。

Engineering Portal Serverのシステム概要

画像引用元：シーイーシー公式HP
（https://www.cec-ltd.co.jp/solutions/eps/）

Engineering Portal Serverは製造業界やものづくり業界のニーズへ対応するために開発された業種特化型プロジェクト管理システムであり、製造業界で一般的に取り扱われている図面や画像、CADデータといった情報を一元管理することが可能です。

それぞれのデータは全て関連づけられており、さらに図面検索や画像検索はもちろん、文書ベースによる進捗管理などにも対応しています。また、トラブルの情報や遅延状況などについてもスムーズに共有できるため、リスクマネジメントを適正化するだけでなく、エラー発生時には速やかに対処できる体制を構築できることも特徴です。

Engineering Portal Serverの導入メリット

現場担当者のニーズを踏まえたUIデザイン

Engineering Portal Serverは製造業界特化型のプロジェクト管理システムとして設計されており、UIデザインについてはものづくりの現場で活躍する作業員や担当者のニーズを踏まえてプランニングされていることが強みです。

普段の業務で使い慣れたブラウザを利用し、その画面上に表示されるポータルスクリーンへ必要な機能へのアクセス拠点を集約しているため、直感的に必要な管理項目や各種機能へアクセスしやすいのがメリットでしょう。

リアルタイムの最新版図面のデータチェック

図面管理オプションを導入することで、リアルタイムのバージョン管理が可能となり、部品情報や画像属性といった条件に応じて常に最新版をチェックをできるのが利点です。

また、紙ベースのデータ共有からデジタルベースでのデータ共有へ移行できるため、離れた拠点同士でも速やかな情報管理体制をマネジメントすることができます。また、部品情報はCSVファイルなどへ出力できるので、紙ベースの業務や管理が必要になった際にもスムーズに対応します。

過去バージョンとの比較と変更点の確認

図面や部品の情報については、最新版をチェックできるだけでなく過去版にもアクセスして、相互比較をすることが可能です。また、過去版から新しいバージョンへ情報が更新された際にどのようなポイントが変更・改訂されているのかについてもチェックできるため、事前の情報管理やエラー部分の把握も行いやすくなっています。

承認作業の迅速化とヒューマンエラーの防止

各種情報における承認作業にも対応しており、事前承認や事後承認といった業務が必要になる際にも承認遅れやチェック漏れといったトラブルを回避しやすくなります。また、設計部門や製造部門、その他の関連部門の間で必要とする情報をまとめて関連付けられるため、設計作業の生産性をアップできるだけでなく予実管理やコストシミュレーションといった業務にも好影響を与えられることはメリットです。

プロジェクト全体の把握

例えば、既存の図面管理システムのリプレースなどの際に、機械／電気の両設計部門で統一された統一されたシステムを構築できます。さらに、プロジェクト管理・進捗管理資料を作成するにあたっての工数削減につなげられた事例があります。

また、進捗管理機能を使用することによって、プロジェクトの全体を容易に把握することできるようになります。

電子部品管理の一元化につながる

図面の電子化や部品構成の管理体制が徹底されていない組織において、Engineering Portal Serverを導入することによって設計・製造間の電子部品管理を一元化でき、図面の電子化や承認プロセスも電子化できています。加えて、紙図面の印刷や配布にかかっていた工数の削減にもつなげることもできます。

図面の検索性に課題がありませんか？

図面管理システムではそのシステムごとに、図面を管理するうえで便利な機能がさまざま備わっています。図面管理の効率化が進む一方で、「図面が早く正確に見つからない」そんな課題を抱えていませんか？この課題は図面管理システムではなく、「AI類似図面検索システム」で解決することが可能です。

AI類似図面検索システムは、既に使用している図面管理システム等と併用しながら使用することが可能です。本サイトでは、AI類似図面検索システムの特徴からおすすめのシステムまで全て紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

Engineering Portal Serverの機能

Engineering Portal Serverの導入事例

紙ベースからデジタルベースの図面管理へ移行

2千人規模の従業員が所属し、国内外に事業拠点を展開する自動車部品メーカーにおいて、Engineering Portal Serverの導入により紙ベースの図面管理から電子データを利用した図面管理への体制移行が実現したそうです。また、プロジェクトの会議においては関連資料を帳票出力したものが利用できるようになり、資料作成にかかる工数削減にも貢献したことがポイントです。

• 会社名：記載なし
• 従業員数：2000名（ユーザー数）

Engineering Portal Serverのサポート体制

体験版のトライアル利用が可能で、さらに、担当者機能評価トライアルや自社環境適用評価トライアルといった条件別のトライアルも検討することができます。

詳細なサポート内容については、公式ホームページの問合せフォームからお問い合わせください。

Engineering Portal Serverの会社概要

• TerioCloud（沖電気工業）
• 図面バンク（New Innovations）
• QuickLibrary
• invoiceAgent 文書管理（ウイングアーク1st）
• ズメーン（Fact Base）
• 図面共有クラウドサービス