WebCabyは、日立グループである日立産業制御ソリューションズが開発したドキュメントデータ管理システムであり、図面管理システムや文書管理システムなどの機能を統一したツールです。WebCabyの図面管理システムとしての特徴をまとめました。
WebCabyは日立産業制御ソリューションズが開発したドキュメントデータ管理システムです。対象となるドキュメントデータは2DCADや3DCADデータや設計図面、画像、文書、表計算シートなど多岐にわたっており、電子データでも紙のスキャンデータでも任意の文書や図面を一元管理することができます。
管理に必要な操作は全てWEBブラウザ上でまとめることが出来ます。WebCabyサーバを利用することで全国の営業拠点やオフィス、工場など各地でデータを共有・管理しやすいこともメリットです。
WebCabyは図面や画像、文書など様々なデータを一元管理できるシステムです。画像としてJPEGなどを保存できることはもちろん、CADデータであれば2DCADや3DCADに対応。文書も表計算ソフトのデータファイルやPDFなどに幅広く対応しています。
CADシステムや画像編集ソフト、文書作成ソフトによって電子データとして作成されたドキュメントを保存できるだけではありません。紙の書類をスキャンしてそのまま取り込んだり、WEB上のコンテンツをスムーズに保存したりといった使い方も可能です。
WebCabyはWEBブラウザ上で作動するシステムであり、専用のソフトやアプリケーションのUIを改めて学習して慣れるといった必要がありません。日常的に使用しているWEBブラウザの感覚で管理作業や承認作業を進められます。新しく図面管理システムを導入したり、既存の業務フローとの連携を効率化したりしたい人にとってもおすすめでしょう。
また、WebCabyサーバによって全国の各拠点を連結すればデータ共有をシームレスに進められるため、複数の事業所や拠点でデータ管理を行いたい企業にもメリットがあります。
履歴管理についてログデータなどが全て保存されており、誰が、いつ、どのファイルに対してどのような作業を行ったのか、後から細かくチェックすることが可能です。
また、各データについて管理権限を設定したり、システムにアクセスできるユーザーを属性別に最大無制限で登録したりできます。セキュリティ関係のインシデントに備えたマネジメント体制を構築する上でも有効です。
ワークフローを確認することで、対象の図面や文書の承認状況や審査状況などを視覚化して管理しやすいことも見逃せないポイントです。
データの公開に関して関係者の承認を必須化しておき、さらに承認状況をワークフローによって管理することで、情報漏えいのリスクに対処しながら作業工程を効率化することが可能です。また、承認遅延が発生している場合は対象者をフォローアップして、作業の流れをサポートできる点も特徴です。
CADシステムとWebCabyを連携させることにより、図面検索や画像データ化を効率化できるだけではありません。入出庫管理や履歴管理、仕掛け図面管理といった作業も一元管理できるようになります。
ワードやエクセルといった形式のドキュメントファイルもCADデータと紐づけて管理・操作できます。設計や見積、製造、プレゼンなど様々な業務を状況別にマネジメントできることが強みです。
その他、登録されている図面属性を用いてBOMを作成するオプション機能もあります。
図面管理システムではそのシステムごとに、図面を管理するうえで便利な機能がさまざま備わっています。図面管理の効率化が進む一方で、「図面が早く正確に見つからない」そんな課題を抱えていませんか?この課題は図面管理システムではなく、「AI類似図面検索システム」で解決することが可能です。
AI類似図面検索システムは、既に使用している図面管理システム等と併用しながら使用することが可能です。本サイトでは、AI類似図面検索システムの特徴からおすすめのシステムまで全て紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
価格・登録枚数 | 5クライアントライセンス 880,000円(税込)/1サーバー 10クライアントライセンス 1,100,000円(税込)/1サーバー 20クライアントライセンス 1,320,000円(税込)/1サーバー 30クライアントライセンス 1,540,000円(税込)/1サーバー 無制限クライアントライセンス 2,200,000円(税込)/1サーバー |
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検索方法 | 全文検索・属性検索・タイトル編集・インデックス情報設定・履歴管理機能 |
バージョン管理(版管理) | 〇 |
ファイル同士の紐づけ | 〇 |
登録可能な図面の形式 | ACROVA GMM、AutoCAD、SOLIDWORKS、PDF、TIFF、JPGなど |
ワークフロー | 〇 |
公式サイトに記載がありませんでした。
クライアントのニーズに合わせて複数のカスタマーサポートサービスが用意されています。操作に関する問合せのみに対応するサポートから、操作対応や新しいバージョンの提供まで支援するサポート、さらにはクライアントの状況に合わせて個別対応を行ってくれるサポートも。コストや目的で調節できるのがポイントです。
またクライアントの要望によってシステム構築やカスタマイズを行ってくれるサービスも用意されています。
会社名 | 株式会社日立産業制御ソリューションズ |
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所在地 | 東京都台東区秋葉原6ー1(秋葉原大栄ビル) |
電話番号 | 03-3251-7200 |
営業時間 / 定休日 | 公式サイトに記載なし |
公式HP | https://info.hitachi-ics.co.jp/product/webcaby/ |
AI類似図面検索システムを導入するのであれば、
どのようなシーンで主に利用したいかを考えるのがポイントです。
ここでは、利用シーン別におすすめのAI類似図面検索システムを3つピックアップしています。
シーンごとに異なる仕様になっているので、自社に合ったシステムはどれなのか、チェックしてみましょう。
見積もりに特化したシステムで、営業現場で適正かつ迅速な値決めのアシストが可能。受注確度の高い案件に注力できる営業体制をサポートします。
図面データに案件情報を紐づけたり、得意先のみに絞った類似図面検索も可能。リピート案件の際にもゼロからの見積作成が減少し、見積にかかる業務負担を大きく軽減させます。
自社開発AIでかつフルスクラッチ開発なので、企業に合わせた細かい調整が可能。類似度の高い設計図の抽出が容易になり、設計者ごとの設計結果の差を軽減します。
基幹システムやMES、BOMなどの連携に自由度があるため、設計部門と製造部門で利用することで部門間連携がスムーズになり、納期短縮、コスト削減につながります。
発注実績自動紐付け機能により、過去の価格と納期のデータから複数の供給元の価格や納期の比較が容易になります。
供給元の過去の品質問題を参照することで、品質管理の一環として信頼性の高い供給元を選定して発注することも可能。取引先見直しにも役立ちます。