図面共有クラウドサービス

図面共有クラウドサービスはアマダが提供するクラウド型の図面検索システムです。ユーザーが登録した図面データがクラウドサーバで管理され、必要なタイミングで検索・使用できる図面共有クラウドサービスの特徴をまとめました。

図面共有クラウドサービスのシステム概要

図面共有クラウドサービス
画像引用元:アマダ公式HP
(https://www.sheetmetal.amada.co.jp/special/soft/05_zumen.html)

アマダが提供している「図面共有クラウドサービス」は、ユーザーによって登録された図面データや画像データをクラウドサーバにおいて保存・管理し、改めてオンラインで情報共有することで、必要なタイミングに応じて各種図面や画像、ドキュメントなどのデータを利用できるシステムです。

図面共有クラウドサービスでは単に各種データを保管するだけでなく、動画や写真など複数のデータを連係させることで、必要な情報の一元管理や検索、相互参照といったニーズにまとめて対応していることが特徴です。

図面共有クラウドサービスの導入メリット

マルチデバイス対応により様々な場面で使える

図面共有クラウドサービスはクラウドサービスとしてオンラインで利用するシステムであり、パソコンやタブレット、スマートフォンなど複数のデバイスでアクセスできるマルチデバイス対応システムであることがポイントになっています。

これにより、例えば事務所のパソコンであらかじめ図面データを登録しておき、取引先や現場でスマホやタブレットを使いながら必要な情報を検索・活用するといったことが可能です。

なお、机の上にある書類などをスマホで撮影してサーバに登録する場合、スキャンデータをシステムが自動的に台形補正して整えてくれるため、デバイスのカメラで撮影するだけで作業を完了できるといった利便性もメリットです。

図面に属性情報を書き込んで保管

図面や画像、動画といったメディアデータに撮影場所など属性情報を付記して保存し、改めて属性情報などにもとづいてデータを検索・管理することもできます。

その他にも「要検査」や「左右注意」、「納期確認」といった一般的な指示について、内容をあらかじめスタンプ化しておき、スムーズに図面へ書き込むといったことも可能です。合わせて場所を示す矢印や指示内容・注意内容を表すテキストなども書き込めるため、本部から現場へ指示を出すだけでなく、現場からのフィードバックを行う上でも有用性を期待できます。

複合機から自動的にクラウド登録可能

サーバへデータを保存する方法として、PDFなどを手動で登録するだけでなく、オフィスの複合機を使って書類などをスキャニングし、そのデータを自動的にサーバへ保存するといったことができます。

これにより、複数枚の図面や書類が存在する場合でも、複合機へセットするだけでそれぞれのデータが自動的に一括処理されるので、作業者の業務負担を軽減することが可能です。

生産管理システムとの連携可能

図面共有クラウドサービスは生産管理システムや画像データモジュールなどと連携させることもできます。管理システムによって図面や各種データを登録したり検索したりできるため、設計や製図といった作業だけでなくその他にも様々な工程や段階、業務と関連付けた情報管理体制を構築できることが特徴です。

また、各製品や図面にバーコードを付与して属性を登録すれば、バーコードによって情報を一元管理できることも見逃せません。

アクセス可能範囲制限(半径)

図面共有クラウドサービスはオンラインで情報を管理・共有するクラウドサービスだからこそ、セキュリティ対策にも力が入れられており、情報流出や情報漏えいに備えられることも重要です。

具体的には、スマート端末でサーバへアクセスする場合、アクセス可能範囲制限(半径)を設定することで、拠点となる事務所から一定以上の距離がある状態ではサーバへアクセスできないといった対策を取ることができます。

その他、利用者ごとにアクセス権限を設定することも可能です。

図面の検索性に課題がありませんか?

図面管理システムではそのシステムごとに、図面を管理するうえで便利な機能がさまざま備わっています。図面管理の効率化が進む一方で、「図面が早く正確に見つからない」そんな課題を抱えていませんか?この課題は図面管理システムではなく、「AI類似図面検索システム」で解決することが可能です。

AI類似図面検索システムは、既に使用している図面管理システム等と併用しながら使用することもできます。本サイトでは、AI類似図面検索システムの特徴からおすすめのシステムまで紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

図面共有クラウドサービスの機能

価格・登録枚数 記載なし
検索方法 全文検索、属性検索、詳細検索
バージョン管理(版管理) 記載なし
ファイル同士の紐づけ
登録可能な図面の形式 記載なし
ワークフロー 記載なし

図面共有クラウドサービスの導入事例

公式サイトに導入事例は掲載されていませんでした。

図面共有クラウドサービスのサポート体制

図面共有クラウドサービスのサポートや問合せに関しては、最寄りのアマダの営業所へ問い合わせるよう案内されています。なお、アマダは神奈川県にある本社を始めとして、大阪や東北、東海地方などに事業所として「グローバルイノベーションセンター・テクニカルセンター・サテライトセンター」を展開している他、北海道から九州まで日本全国に営業所や支店、提携販売会社などを展開していることがポイントです。

なお、営業所等の営業時間外の電話受付については、「アマダ時間外受付センター」が年中無休で稼働しています。

図面共有クラウドサービスの会社概要

会社名 株式会社アマダ
所在地 【本社】神奈川県伊勢原市石田200
電話番号 0463-96-1111(代表)/0120-852-155(アマダ時間外受付センター)
営業時間 / 定休日 記載なし
公式HP https://www.amada.co.jp/
目的別に選べる
図面管理システム
比較3選
ノウハウ活用もしたいなら
図面に見積・加工・検査データ
まで、ひとまとめ
さらにAI類似検索で、過去の図面や製造ノウハウをすぐ再利用
創屋
創屋公式HP
画像引用元:創屋公式HP
https://www.souya.biz/
特徴
  • 図面に関連する見積書・加工記録・検査データなどの付帯資料をまとめて管理可能。紙図面の電子化やPDFへの直接メモ・表挿入にも対応で、現場での不具合記録や注意点をそのまま残せます。
  • オプションのAI類似検索を使えば、過去の2D・3D図面から似た事例を瞬時に見つけ出せるため、見積作業の効率化やリピート品の品質安定に直結。単なる「保存」ではなく、「再利用・改善」にまで踏み込める。
利用形態
  • オンプレミス
    (サーバー貸与または自社準備)
ガバナンスを徹底したいなら
履歴・承認ルート・権限管理
で最新版が管理しやすい
大規模利用やISO・監査対応が必須な環境に
日立ソリューションズ
西日本
日立ソリューションズ西日本公式HP
画像引用元:日立ソリューションズ西日本公式HP
https://www.hitachi-solutions-west.co.jp/products/industry/ad/index.html
特徴
  • 「最新版を確実に使う」ための改訂履歴管理や承認ワークフローが充実。誰がいつどの図面を扱ったかの証跡を残せるため、品質保証や監査対応が求められる環境に適しています。
  • Webベースの直感的な操作性で、大規模利用にも対応。CADやプリンタとの連携にも強く、エンタープライズ規模での導入実績も豊富。ガバナンスを徹底したい大手企業に選ばれやすいシステムです。
利用形態
  • オンプレミス
    (サーバーについては詳細不明)
電話対応不可
最低限の管理だけでいいなら
図面を低コストで
保存・共有
とりあえず管理だけ始めたい小規模チームに
ゴードーソリューション
ゴードーソリューション公式HP
画像引用元:ゴードーソリューション公式HP
https://www.godo.co.jp/all-products/nazca5-edm
特徴
  • 「とりあえず図面を管理できればOK」というニーズに応える、シンプルな図面管理システム。PDFやCADデータの保存・共有に対応し、最低限の管理機能を低コストで導入可能です。
  • 小規模チームの試行導入に適しており、まずは紙やフォルダに散らばった図面を一か所に集めるところからスタートできます。将来的にはOCRや通知機能などを追加し、必要に応じて機能を拡張できる柔軟性も備えています。
利用形態
  • クラウド/オンプレミス
    (サーバーについては詳細不明)
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