「TerioCloud」は沖電気工業が建設業や設備工事業者向けに開発したクラウド図面管理システムです。このページでは、TerioCloudの特徴や導入メリット、機能などをまとめています。
「TerioCloud」は、建設業界や設備工事業などで図面を日常的に使用する現場向けに作られたクラウド型図面管理システムです。開発した沖電気工業は1881年に創業した老舗メーカーで、100年以上もの間、ものづくり現場向けのソリューションを開発・提供してきました。その経験を活かし、「TerioCloud」は作業員の負担軽減、作業効率化、企業のデジタル変革(DX)を支援します。
TerioCloudはクラウドベースの図面管理システムで、利用開始に特別なソフトウェアのインストールや専用設備は不要です。インターネットへの接続環境を整えられた現場であればどこでも利用可能です。図面の検索や管理はパソコンやスマートフォンから簡単に利用できます。
なお、ユーザーのニーズや利用環境に合わせた選択肢が用意されている点も見逃せません。
クラウドシステムのTerioCloudだけではなく、企業内サーバで管理したいニーズに応えるTerioCloud Privateも提供しています。
TerioCloud Privateは、オンプレミス利用がスムーズにできるパッケージ版として設計されています。TerioCloudと同様に、PDFやTIFF、ドキュメント、CADデータなどを一元管理が可能です。
またスマホのカメラやIT対応型の各種OA機器と連携して自動的に図面保存・管理を行える点も特徴です。
TerioCloudには、作業員が図面に直接文字や図形を手書きで入力できる電子加筆機能が備わっています。これにより、保存された図面に変更点やチェックポイントを紙の図面のように記入できます。さらに、図面上のポイントをタップしモバイルカメラで撮影することで、図面と現場の写真をリンクさせて迅速に情報共有できるのも大きな強みです。
図面だけでなく文書ファイルにも対応しており、様々なスタイルで情報共有や情報伝達を進めていける点が特徴です。
TerioCloudの導入コストは、初期費用と月額使用料のみで、バージョンアップ時に追加費用は発生しません。
バージョンアップは年3回程度となっており、常に新しいバージョンのTerioCloudを利用できます。
そのため時代のニーズに合わせた使い方ができるだけでなく、セキュリティ面でも安心感を得られます。
図面管理システムではそのシステムごとに、図面を管理するうえで便利な機能がさまざま備わっています。図面管理の効率化が進む一方で、「図面が早く正確に見つからない」そんな課題を抱えていませんか?この課題は図面管理システムではなく、「AI類似図面検索システム」で解決することが可能です。
AI類似図面検索システムは、既に使用している図面管理システム等と併用しながら使用することもできます。本サイトでは、AI類似図面検索システムの特徴からおすすめのシステムまで紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
価格・登録枚数 | 初期費用及び月額課金制・更新料不要 |
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検索方法 | 全文検索・属性検索 |
バージョン管理(版管理) | 〇 |
ファイル同士の紐づけ | 〇 |
登録可能な図面の形式 | DWG/DXF/JWC/JWW/TFS/TFX/REB/PLT/HP/HP2/PRN/PDF/TIFF/JPEG/XLS/XLSX/DOC/DOCX/PPT/PPTX |
ワークフロー | ○ |
TerioCloudの導入事例は公式サイトで公開されていませんでした。
サポート体制については、専用のヘルプデスクが用意されており、電子メールから疑問点や不明点を問合せできます。ヘルプデスクの対応時間は沖電気工業の営業日(9時~17時)です。
重要なバージョンアップとマイナーチェンジは不定期に実施され、これらの情報は公式サイトの「お知らせ」で告知されます。
会社名 | 沖電気工業株式会社 |
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所在地 | 【本社】東京都港区虎ノ門1-7-12 |
電話番号 | 03-3501-3111 |
営業時間 / 定休日 | 平日9:00〜17:00 |
公式HP | https://www.oki.com/jp/ |
AI類似図面検索システムを導入するのであれば、
どのようなシーンで主に利用したいかを考えるのがポイントです。
ここでは、利用シーン別におすすめのAI類似図面検索システムを3つピックアップしています。
シーンごとに異なる仕様になっているので、自社に合ったシステムはどれなのか、チェックしてみましょう。
見積もりに特化したシステムで、営業現場で適正かつ迅速な値決めのアシストが可能。受注確度の高い案件に注力できる営業体制をサポートします。
図面データに案件情報を紐づけたり、得意先のみに絞った類似図面検索も可能。リピート案件の際にもゼロからの見積作成が減少し、見積にかかる業務負担を大きく軽減させます。
自社開発AIでかつフルスクラッチ開発なので、企業に合わせた細かい調整が可能。類似度の高い設計図の抽出が容易になり、設計者ごとの設計結果の差を軽減します。
基幹システムやMES、BOMなどの連携に自由度があるため、設計部門と製造部門で利用することで部門間連携がスムーズになり、納期短縮、コスト削減につながります。
発注実績自動紐付け機能により、過去の価格と納期のデータから複数の供給元の価格や納期の比較が容易になります。
供給元の過去の品質問題を参照することで、品質管理の一環として信頼性の高い供給元を選定して発注することも可能。取引先見直しにも役立ちます。