工作機械や産業機械のオーダーメイド部品を製作する株式会社協和製作所では、一品一様の注文が多く、受注のたびに図面が増えて管理が複雑化していました。
類似図面を探す作業は、図面に詳しいベテラン社員が書庫にある大量の紙図面から行っており、1回の検索に15分以上かかることもありました。図面検索と見積作成が特定の社員に依存していることが課題となっていました。
テクノアの「AI類似図面検索」を導入したことで、担当者の経験にかかわらず、簡単な操作で類似図面を検索できるようになりました。書庫まで紙図面を探しに行く必要がなくなり、図面検索にかかる時間を短縮しています。
また、基幹システムに蓄積された過去の実績データを見積作成に活用することで、見積内容のばらつきを抑え、金額の根拠も説明しやすくなりました。平均3~4日かかっていた見積回答についても、履歴のある案件では最短で当日中に回答できる体制を整えています。
過去の類似図面と、その図面に紐づく見積・原価・加工履歴を参照できれば、経験の少ない担当者でも過去の実績を根拠に見積もりを検討できます。図面検索の効率化だけでなく、見積品質の標準化や技術・ノウハウの共有にもつながります。
自動化で見積もり時間が大幅に短縮 製造業を営む株式会社プラポートでは、毎日山のように来る見積り依頼に、少ない営業スタッフで対応。
見積り実績は共有サーバーで保管していましたが、検索機能に限界があり、「過去に同じような図面を見たことがあるけど探せない…一から見積り直しだ…」ということが少なくありませんでした。
自動で類似図面を抽出し、実績に基づいて見積価格まで算出してくれるSellBOTを導入して、見積り時間が大幅に短縮されました。
参照元:SellBOT公式サイトhttps://www.sellbot.jp
オリジナルの部品や部材など、特殊な部材を使った図面を作成する場合は、過去の図面から流用・参照したいところ。類似図面検索システムなら、過去図面を参照できるので、ゼロから設計をしなくて済みます。作業の効率化や時間・コストの削減が実現できるでしょう。また、知識や経験の少ないスタッフでも見積を作成することが可能になります。
そのほかにも、AI類似図面検索システムの導入はさまざまなメリットがあります。
設計レビューは、製品の品質を上げるために欠かせない作業です。しかし、何度も図面の改訂を行う内に、どれが最新のものか分からなくなってしまうことがあるようです。
改訂情報を管理できるシステムなら、更新前後の違いから変更箇所を把握し、設計レビューに活かすことが可能です。
モアシスジャパンが提供するAI類似画像検索ベースシステム「アトン-イフツー」や日立ソリューションズ西日本が提供する「Hi-PerBT Advanced 図面管理」などのように、変更箇所を見える化できるシステムを活用すれば、修正漏れや先祖返りも防ぐことができるでしょう。
取り扱えるファイル形式に制限がなく、全てのファイル形式を管理できる「D-QUICK7」(アイサイト)や、図面や画像の仕分けも得意な「類似画像検索」(ワイ・エス・エス)などのようなシステムなら、同時に図面管理も行えます。
膨大な図面をデジタル化することで、紙の図面を保管するスペースや棚、管理・整理するための人件費も削減することができるでしょう。
電子データ化した図面にタグやキーワードを付与すれば、検索性の向上や業務効率アップも期待することができます。
最近では、AI技術を用いて、さらに簡単で高精度に類似図面を探すことができるAI類似図面検索システムが続々と登場しています。AI類似図面検索システムなら、図面を一元的に管理し、活用する企業のDX化に貢献してくれるでしょう。
本サイトでは、AI類似図面検索システムを「営業時」「設計・製造時」「発注・調達時」の3つの利用シーン別に、おすすめのAI類似図面検索システムをピックアップ。それぞれのシーンに特化したAI類似図面検索システムの特徴を知り、どれが自社に合うシステムなのか検討してみてください。