このページでは、枚岡合金工具が開発した図面管理システム「デジタルドルフィンズ」について、システムの特徴や導入で期待できるメリットなどをまとめて解説していますので、比較検討の参考としてご活用ください。
デジタルドルフィンズは、大阪にある枚岡合金工具が販売している図面管理システム・文書管理システムです。様々な書類の保管を紙ベースからデータベースへ移行し、他部署や工場との情報共有においてもファイルデータをやりとりすることで迅速化が叶えられます。また、インターネットを使ってサーバへアクセスすることで、社内からだけでなく自宅や出張先といった社外からでも必要な情報をチェックできるため、営業活動や出張業務でも突発的な対応を取りやすいことは強みです。これによりリモートワークやテレワークにも対応します。
デジタルドルフィンズを使うことで、必要な図面をデータとしてサーバへ保管し、インターネットを使って任意の拠点から担当者がアクセスできるようになります。
働き方の多様化や様々な社会的変化に対して柔軟なワークスタイルを考えられるようになり、従業員のワークライフバランスを整えて労働意欲の向上などにもつなげていけるかもしれません。また、フォルダは階層を意識する必要がなく、ユーザーであれば誰もが共通ルールにもとづいて書類を分類可能です。
デジタルドルフィンズはパソコンからのアクセスだけでなく、スマートフォンやスマートタブレット、スキャナ・複合機といった複数の媒体と連携して情報を共有することができます。また仮想プライベートネットワーク(VPN)を利用することで、セキュアな環境で多拠点連携が進められることもポイントです。
オプション機能によるカスタマイズが可能となっており、台風や地震、火災などによってオフィスが停電した場合でも、安全にパソコンの電源をシャットダウンできるよう無停電電源装置(UPS)といった機器構成が提案されています。
デジタルドルフィンズでは複数のページやファイルを1つのフォルダで一括管理し、作業やマネジメントを効率化できます。また既存の保管方法としてファイル単位の取り扱いが行われていた場合でもスムーズな移行をサポートしており、従来の共有フォルダへ保管されているデータの移行に関しても迅速に進められることが強みです。
導入に際して図面管理システムのメリットや運用方針などを専門スタッフがコンサルティングしてくれることも特徴です。
図面管理システムではそのシステムごとに、図面を管理するうえで便利な機能がさまざま備わっています。図面管理の効率化が進む一方で、「図面が早く正確に見つからない」そんな課題を抱えていませんか?この課題は図面管理システムではなく、「AI類似図面検索システム」で解決することが可能です。
AI類似図面検索システムは、既に使用している図面管理システム等と併用しながら使用することが可能です。本サイトでは、AI類似図面検索システムの特徴からおすすめのシステムまで全て紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。
価格・登録枚数 | 記載なし |
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検索方法 | 全文検索・属性検索:KW検索・時期検索 |
バージョン管理(版管理) | 記載なし |
ファイル同士の紐づけ | 〇 |
登録可能な図面の形式 | Word、Excel、PDF、CADなど |
ワークフロー | 〇 |
奈良県にある食品加工機械メーカーのヒガシモトキカイでは、様々な図面や資料を紙ベースで管理しており、ファイルの共有や確認などの際にはその都度、紙へ印刷して手渡したり追記したりといった作業が必要になっていました。
しかし事業内のペーパレス化によってコストダウンを目指すため、iPadとデジタルドルフィンズを導入し、各種ドキュメントの登録を自動化して、検索なども容易に行える環境を整えたそうです。
アキツ工業ではクライアントの情報が10年分も蓄積されており、それを紙ベースで管理していたことで作業負担の増加や管理の煩雑化といった事業課題を抱えていました。そのような中でデジタルドルフィンズの導入は、枚岡合金工具の見学をしたことがきっかけだったそうです。
デジタルドルフィンズの導入後は図面検索に必要な時間がおよそ7分の1にまで低下し、さらに検索ルールの内容を追求することで作業効率はさらに向上しているとのことでした。
デジタルドルフィンズには複数のポイントからサポートサービスが提供されており、例えばその1つがデータバックアップサービスです。また、サーバ故障時の代替サーバの貸し出しや、遠隔地から専門スタッフがクライアントの悩みや不安に応えるリモートサポートサービスも用意されています。
その他、デジタルドルフィンズでは補助金や助成金の申請についてもクライアントを支援してくれることが強みです。
会社名 | 枚岡合金工具株式会社 |
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所在地 | 大阪府大阪市生野区巽中2-7-22 |
電話番号 | 06-6758-2288 |
営業時間 / 定休日 | 記載なし |
公式HP | https://digitaldolphins.jp/ |
AI類似図面検索システムを導入するのであれば、
どのようなシーンで主に利用したいかを考えるのがポイントです。
ここでは、利用シーン別におすすめのAI類似図面検索システムを3つピックアップしています。
シーンごとに異なる仕様になっているので、自社に合ったシステムはどれなのか、チェックしてみましょう。
見積もりに特化したシステムで、営業現場で適正かつ迅速な値決めのアシストが可能。受注確度の高い案件に注力できる営業体制をサポートします。
図面データに案件情報を紐づけたり、得意先のみに絞った類似図面検索も可能。リピート案件の際にもゼロからの見積作成が減少し、見積にかかる業務負担を大きく軽減させます。
自社開発AIでかつフルスクラッチ開発なので、企業に合わせた細かい調整が可能。類似度の高い設計図の抽出が容易になり、設計者ごとの設計結果の差を軽減します。
基幹システムやMES、BOMなどの連携に自由度があるため、設計部門と製造部門で利用することで部門間連携がスムーズになり、納期短縮、コスト削減につながります。
発注実績自動紐付け機能により、過去の価格と納期のデータから複数の供給元の価格や納期の比較が容易になります。
供給元の過去の品質問題を参照することで、品質管理の一環として信頼性の高い供給元を選定して発注することも可能。取引先見直しにも役立ちます。